昔、TVで繰り返し放送されていたB級映画。
放送される度に何度も見て、ある意味トラウマ状態に近くなった作品や単純に好きだった作品。


※あらすじは、当時の記憶を思い出しながら書いているので、“適当なあらすじ”になってます。



ザ・ベイビー
(The Baby)
1973年 アメリカ

監督
テッド・ポスト




主人公の女性がベビーシッターの仕事の依頼を受け、ある家に着くと、面倒をみるはずの赤ん坊は、実は、オムツをした
成人男性だった。
家の女主人は異常で、オムツの男性を救うため、主人公の女性が女主人に立ち向かうが…。

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びっくりしたよ〜。
だって、大人の男性がオムツをあてられていて、身体は成人しているのに、精神が完全に赤ん坊で、おしゃぶりも加えているし、言葉も「バブバブ」みたいな赤ちゃん語だし(笑)
勿論、見ている私たちは、主人公の女性を応援するのだけど、実は…。結末がこれまた衝撃的!
いやぁ〜、忘れられない。
決して、劇中、気持ちの悪いエグいシーンはないが、何とも奇天烈な後味を持った作品。



悪魔の追跡
(Race with the Devil)
1975年 アメリカ

監督 
ジャック・スターレット


夫婦2組が、キャンピングカーで現在地は忘れたが、アマリロまで旅をする。
その途中、夜にある殺人儀式を目撃してしまう。
そこから、儀式をしていた人々がこの夫婦たちが乗ったキャンピングカーを追いかける。
彼等は、逃げ切れるのか…?

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広いアメリカなら、こういう事が本当に起こっていても、おかしくはないかも…。なんて、思いながら、昔、見ていた。
最後のあのエンディングは、最高に怖い。
忘れられない結末。

当時、これに似た作品を他にも見た覚えがある。
問題の森?村?から脱出するため、そこを流れる川からボートで脱出しようとするのだけど、最後カメラがず〜っと上に
上がり、森の広範囲が画面に映し出されると、その川は、ぐるぐるとその森の中だけを流れている…。
タイトルが分からないけど、これも、もう一度見てみたいなぁ。





デビルズトラップ
密室ホテル女子学生の恐怖
(Terror House)
1972年 アメリカ

監督
バッド・タウンゼント

夏休みが始まる!という時に、とある女子大生の所に1通の手紙が届く。
それは、全く覚えのない懸賞当選の手紙。
賞品は、この夏、あるホテルで過ごせるというもの。
女子大生は身に覚えがないけれど、夏休みを快適に過ごす為、意気揚々とそのホテルに向かう。
ところが、そのホテルは、その様に手紙を出しては、やって来た女子大生を殺して、食べていた…。

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まず、視覚的に怖かった〜。
「人肉を食べる」なんて、小学生の子供には、そりゃぁキツイっす(苦笑)
逃げて、逃げて、でも奴らは追っかけてくる!
冷蔵庫を開けたら、生首!
心臓バクバクで見ていた。




恐怖と戦慄の美女
(Trilogy og Terror)
1975年 アメリカ

監督
ダン・カーティス


3話からなるオムニバス形式の作品。
正直、はじめ2本のお話は覚えていない(笑) とにかく、3話目が強烈。
確かブードゥーの呪が掛けられた、首狩族の人形を恋人からプレゼントされた主人公の女性が、その呪いを何かの拍子で解いてしまい、人形が手に持っている槍で襲い掛かってくる…。

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主人公の女性をカレン・ブラックが演じていて(3話とも)、このカレン・ブラックと呪いの人形の死闘が怖い。
レンジに人形を入れて、チンッしたり(でもまだ生きている)とか。
最後がねぇ〜、やっぱり、これも怖い。
あのカレン・ブラックの顔が忘れられなくって。
彼女のお顔は個性的で、それが本当に良く活かされている。
台所仕事をしている時、「お母さん、見て!カレン・ブラック!」と母に呼び掛け、包丁をあの持ち方でまな板を打ち付ける私(笑)
いや、それほどまで、印象深い作品なのだ。
これは、カレン・ブラックなしでは、全く成り立たないホラーです。


 

殺人魚フライングキラー
(piranha II Flying Killers)
1981年 アメリカ

監督
ジェームズ・キャメロン


あるリゾート地で、ダイバーの無残な死体が発見される。
不審を抱いた、主人公が調査に乗り出す。
すると、軍が育てた戦闘用殺人魚の存在を知る…。

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殺人魚の存在に気付いた主人公の忠告を聞かず、リゾート地の市長だったかな?その町のおエライさんは、金儲けの為、
夏の観光客を逃がさない様に、何もないように振舞う。
あるイベントで、観光客が夜の海辺で松明を持って、殺人魚が迫ってきているとも知らず、市長の合図で一斉に海に近付く
シーン。あれは今見ると、笑っちゃうシーンなんだけど、当時は本当に怖かった。
この魚は水中だけじゃなく、「フライングキラー」とあるように飛んでくるから質が悪い。
歯を剥き出し、バタバタと飛んでくる殺人魚。
今となっては、ある意味、ギャグ映画。



エクスタミネーター
(Exterminatior)
1980年 アメリカ

監督
ジェームズ・グリッケンハウス


ベトナム帰りの主人公が、世直し?の為、世にはびこる悪い奴を処刑していく…。

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3,4度見ているはずなんだけど、はっきりとストーリーを覚えていない。
残虐シーンが印象深い。特に、生きたままミンチにされるオジサン。これは、衝撃的だった。
残忍な方法で処刑していく一匹狼の主人公、タレ目気味のロバート・ギンディのルックスが何故かカッコ良く見えた。
そんなこともあり、見た当時は、一種我が家ではカリスマ的映画になってた。(笑)
確か、この作品の「2」も作られたけど、面白くなくなっていてガッカリした覚えがある。


★追記★

久々に、観ることが出来た。あらすじだが、元々は、ベトナム戦争で命を救ってくれた戦友がチンピラに襲われ、その友の為の復讐劇だったが、チンピラをマシンガンで撃っている最中に、ベトナムでの記憶が甦り、復讐を果たした後、悪い奴を処刑しなければならない!という使命感に突然、燃え出す…という、ちょっと無理ある内容だった。(笑)
最後は、なんとも後味の悪い感じで、ベトナム戦争とプラス、結末で更に病めるアメリカを表したB級ムービー。


当時夢中だったロバート・ギンディ


オッサン!今からミンチだぜい!


強烈な印象の変態オヤジ



処刑ライダー
(The Wraith)
1986年 アメリカ

監督
マイク・マービン









 


高校生のカップルにあるグループが襲い掛かる。
男の子は殺され、女の子(シェリリン・フェン)はレイプされる。
そして1年ほど経ち、その女の子は学校の不良グループのリーダー(ニック・カサヴェテス)に付きまとわれ、勝手に彼女の様な存在にされている。そこへ、他所の町からバイクに乗ってやって来た青年(チャーリー・シーン)と、その女の子が惹かれ合う様になる。その青年は実は…。

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これは、トラウマでも何でもなく、大好きなB級作品。
チャーリー・シーンはこの頃、本当にカッコ良かった。
不良を1人、また1人…と、退治していくところは、見ていて気持ちがいいし、カッコ良い!
シェリリン・フェンがフェロモン・モンモンの色っぽい女子高生を演じていて、それもまた見もの。
で、チャーリー・シーンも素敵だけど、不良のリーダー演じるニック・カサヴェテスが悪の魅力
プンプンで、これまた素敵っ!
こ奴が、どうしようもない悪なのに、シェリリン・フェンが拒むから身体の関係を無理強いせずに、
そこらの女で我慢しているところが、チラッと「いい奴?」なんて思っていた。
そのカサヴェテスの手下にガソリンを飲んで、「効くぅっ〜」と連発するスカンクは吹き替えの声もあって、おバカ丸出しで別の意味で印象深い。
あと、同じくカサヴェテスの手下で、彼の注文通り車を作る男をクリント・ハワードが演じている。
このクリント・ハワードは一度見たら忘れられない、「ブチャイク俳優」なのだ。
エンディングも好きで、その時に流れる音楽も好きだったな。

                            クリント君とカッコ良いニック・カサヴェテス


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