悪魔の追跡 (Race with the
Devil) 1975年 アメリカ
監督 ジャック・スターレット
|
夫婦2組が、キャンピングカーで現在地は忘れたが、アマリロまで旅をする。 その途中、夜にある殺人儀式を目撃してしまう。 そこから、儀式をしていた人々がこの夫婦たちが乗ったキャンピングカーを追いかける。 彼等は、逃げ切れるのか…?
-----------------------------------------------------------------------------------------------
広いアメリカなら、こういう事が本当に起こっていても、おかしくはないかも…。なんて、思いながら、昔、見ていた。 最後のあのエンディングは、最高に怖い。 忘れられない結末。
当時、これに似た作品を他にも見た覚えがある。 問題の森?村?から脱出するため、そこを流れる川からボートで脱出しようとするのだけど、最後カメラがず〜っと上に 上がり、森の広範囲が画面に映し出されると、その川は、ぐるぐるとその森の中だけを流れている…。 タイトルが分からないけど、これも、もう一度見てみたいなぁ。
|
デビルズトラップ 密室ホテル女子学生の恐怖 (Terror
House) 1972年 アメリカ
監督 バッド・タウンゼント |
夏休みが始まる!という時に、とある女子大生の所に1通の手紙が届く。 それは、全く覚えのない懸賞当選の手紙。 賞品は、この夏、あるホテルで過ごせるというもの。 女子大生は身に覚えがないけれど、夏休みを快適に過ごす為、意気揚々とそのホテルに向かう。 ところが、そのホテルは、その様に手紙を出しては、やって来た女子大生を殺して、食べていた…。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
まず、視覚的に怖かった〜。 「人肉を食べる」なんて、小学生の子供には、そりゃぁキツイっす(苦笑) 逃げて、逃げて、でも奴らは追っかけてくる! 冷蔵庫を開けたら、生首! 心臓バクバクで見ていた。
|
恐怖と戦慄の美女 (Trilogy og
Terror) 1975年 アメリカ
監督 ダン・カーティス
|
3話からなるオムニバス形式の作品。 正直、はじめ2本のお話は覚えていない(笑) とにかく、3話目が強烈。 確かブードゥーの呪が掛けられた、首狩族の人形を恋人からプレゼントされた主人公の女性が、その呪いを何かの拍子で解いてしまい、人形が手に持っている槍で襲い掛かってくる…。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
主人公の女性をカレン・ブラックが演じていて(3話とも)、このカレン・ブラックと呪いの人形の死闘が怖い。 レンジに人形を入れて、チンッしたり(でもまだ生きている)とか。 最後がねぇ〜、やっぱり、これも怖い。 あのカレン・ブラックの顔が忘れられなくって。 彼女のお顔は個性的で、それが本当に良く活かされている。 台所仕事をしている時、「お母さん、見て!カレン・ブラック!」と母に呼び掛け、包丁をあの持ち方でまな板を打ち付ける私(笑) いや、それほどまで、印象深い作品なのだ。 これは、カレン・ブラックなしでは、全く成り立たないホラーです。
|
殺人魚フライングキラー (piranha II Flying
Killers) 1981年 アメリカ
監督 ジェームズ・キャメロン
|
あるリゾート地で、ダイバーの無残な死体が発見される。 不審を抱いた、主人公が調査に乗り出す。 すると、軍が育てた戦闘用殺人魚の存在を知る…。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
殺人魚の存在に気付いた主人公の忠告を聞かず、リゾート地の市長だったかな?その町のおエライさんは、金儲けの為、 夏の観光客を逃がさない様に、何もないように振舞う。 あるイベントで、観光客が夜の海辺で松明を持って、殺人魚が迫ってきているとも知らず、市長の合図で一斉に海に近付く シーン。あれは今見ると、笑っちゃうシーンなんだけど、当時は本当に怖かった。 この魚は水中だけじゃなく、「フライングキラー」とあるように飛んでくるから質が悪い。 歯を剥き出し、バタバタと飛んでくる殺人魚。 今となっては、ある意味、ギャグ映画。
|
エクスタミネーター (Exterminatior) 1980年 アメリカ
監督 ジェームズ・グリッケンハウス
|
ベトナム帰りの主人公が、世直し?の為、世にはびこる悪い奴を処刑していく…。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
3,4度見ているはずなんだけど、はっきりとストーリーを覚えていない。 残虐シーンが印象深い。特に、生きたままミンチにされるオジサン。これは、衝撃的だった。 残忍な方法で処刑していく一匹狼の主人公、タレ目気味のロバート・ギンディのルックスが何故かカッコ良く見えた。 そんなこともあり、見た当時は、一種我が家ではカリスマ的映画になってた。(笑) 確か、この作品の「2」も作られたけど、面白くなくなっていてガッカリした覚えがある。
★追記★
久々に、観ることが出来た。あらすじだが、元々は、ベトナム戦争で命を救ってくれた戦友がチンピラに襲われ、その友の為の復讐劇だったが、チンピラをマシンガンで撃っている最中に、ベトナムでの記憶が甦り、復讐を果たした後、悪い奴を処刑しなければならない!という使命感に突然、燃え出す…という、ちょっと無理ある内容だった。(笑) 最後は、なんとも後味の悪い感じで、ベトナム戦争とプラス、結末で更に病めるアメリカを表したB級ムービー。
当時夢中だったロバート・ギンディ
|
オッサン!今からミンチだぜい!
|
強烈な印象の変態オヤジ
| |
処刑ライダー (The
Wraith) 1986年 アメリカ
監督 マイク・マービン
|
高校生のカップルにあるグループが襲い掛かる。 男の子は殺され、女の子(シェリリン・フェン)はレイプされる。 そして1年ほど経ち、その女の子は学校の不良グループのリーダー(ニック・カサヴェテス)に付きまとわれ、勝手に彼女の様な存在にされている。そこへ、他所の町からバイクに乗ってやって来た青年(チャーリー・シーン)と、その女の子が惹かれ合う様になる。その青年は実は…。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
これは、トラウマでも何でもなく、大好きなB級作品。 チャーリー・シーンはこの頃、本当にカッコ良かった。 不良を1人、また1人…と、退治していくところは、見ていて気持ちがいいし、カッコ良い! シェリリン・フェンがフェロモン・モンモンの色っぽい女子高生を演じていて、それもまた見もの。 で、チャーリー・シーンも素敵だけど、不良のリーダー演じるニック・カサヴェテスが悪の魅力 プンプンで、これまた素敵っ! こ奴が、どうしようもない悪なのに、シェリリン・フェンが拒むから身体の関係を無理強いせずに、 そこらの女で我慢しているところが、チラッと「いい奴?」なんて思っていた。 そのカサヴェテスの手下にガソリンを飲んで、「効くぅっ〜」と連発するスカンクは吹き替えの声もあって、おバカ丸出しで別の意味で印象深い。 あと、同じくカサヴェテスの手下で、彼の注文通り車を作る男をクリント・ハワードが演じている。 このクリント・ハワードは一度見たら忘れられない、「ブチャイク俳優」なのだ。 エンディングも好きで、その時に流れる音楽も好きだったな。
クリント君とカッコ良いニック・カサヴェテス
|